医療事務技能審査試験
厚生労働省にも認定されている医療事務技能審査試験は、(財)日本医療教育財団が実施している試験で、年間約5万人の受験し、本試験を受験する団体(専門学校や短大、大学、職業訓練校など)も数多く登録されるなど、医療事務関係としては最大規模の試験となっています。 医療事務の実務で必要とされる技能者の養成を図ることを目的とされています。
医療事務の試験で厚生労働省に認定されているのは、「診療報酬請求事務能力認定試験」と「医療事務技能審査試験」の2つのみです。
知名度、認知度も高く、就職・転職にも有利な資格といえます。
診療報酬請求事務技能や医療機関での受付業務、対応、院内コミュニケーションなど医療事務職に必要な能力が評価されます。
最初に受験する2級医療事務技能審査試験を受験するためには、受験資格があります。
今後、高齢化社会が進む日本では、医療事務のニーズがますます高まることが予想され、これから医療事務で働きたいという方は、ぜひ、 取得しておきたい資格の一つといえるでしょう。
試 験 概 要
医療事務技能審査試験は1級と2級があり、それぞれ医科と歯科に分かれています。
一般の試験には珍しく、試験中にテキストを見ることが許可されています。
(2級の「実務Ⅰ」 試験については許可されていません)
また、資格を受けるための条件があり、実務経験者か日本医療教育財団が受験校として認めている、ニチイ学館などの専門学校の講座を受講する必要があります。
合格率は50%前後と非常に高く、2級の試験は毎月実施されていますので、これから医療事務を目指す初心者の方にも取り組みやすい試験だと言えます。
医療事務技能審査試験につきましては、下記の表を参照してください。
資格の名称 | 医療事務技能審査試験 (メディカルクラーク) |
実施団体 | 財団法人 日本医療教育財団 |
受験資格 |
2級 |
1級 ①2級の技能審査に合格し、医療機関などで医療事務職として、1年半以上実務経験を有する者 ②教育機関などが行う教育訓練のうち、審査委員会が審査規定により認める「1級試験受験資格に関する教育ガイドライン」 に適合すると認めるものを履修した者 ③医療機関などで医療事務職として3年以上の実務経験を有する者 |
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試験内容 | 1級と2級があり、医科と歯科のうちどちらかを選択します。 学科試験と実技試験があり、試験時間は3時間。 |
試験範囲 |
2級 |
1級 |
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試 験 日 |
2級 年12回(毎月) |
1級 年3回(6月、10月、2月) | |
試 験 地 | 各都道府県内公共施設等 |
受 験 料 | 1級、2級ともに6,500円 |
合 格 率 | 2級 60%以上 |
合 格 発 表 | 当該試験日から約1ヵ月後に郵送により通知されます。 |
受験申込み方法 |
①当該試験日の2ヵ月前より、 当該試験日の2週間前までを受付期間とします。 ②所定の受験申込書に、実務経験または審査委員会が認める教育訓練ガイドラインを履修したことを認める証明書を添付のうえ、 受験料を添えて、当該受験地域の日本医療教育財団支部へ郵送または持参します。 ③申込手続き後、受験票を発行されます。 |
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財団法人 日本医療教育財団 技能審査係 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10 ℡.03-3294-6624(受付時間 月~金 9:30~16:30) URL:http://www.jme.or.jp/ |
備 考 |
・試験を受けるには、実務経験者か、 日本医療教育財団の受験校として認められている学校で所定のガイドラインにそったカリキュラムを履修された方のみ。 ・2級の「実技Ⅰ」試験以外はテキストを見ることができる。 ・ニチイ学館に対応講座あり |
テキストをご記入ください。
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